大人の男の スーツの着こなし。
まだまだ、連日満席のようなので詳しくは書きませんが、大人の男が主人公です、三十数年間ある職業ではカリスマと呼ばれるまでに成功し、人間嫌いで極度の潔癖症、全てが上手くいっている様に見えるのですが、あるところからの依頼で人生の歯車が狂い出す……詳しくは映画をご覧ください。
彼のファッションセンスがある意味で大人の男の見本のような服装なのです、必ずダークスーツにレギュラーカラーシャツ、またはクレリックシャツ、ネクタイ姿です、シャツはダブルカフスのフレンチスタイルで毎回シャツに合わせてカフスを変え、ネクタイとのコーディネートも素晴らしい。ここまで合わせると鼻につく様な嫌味な感じにもなるのですが、全くそうはならないカラーコーディネートです、スーツ姿も筋肉を感じる様なダニエル・クレイグ:007的な身体ではなく、初老にさしかかる年齢体型ですがスーツを綺麗に着こなしていました。
女性にも観ていただき、このコーディネートを参考にして男性へプレゼントするネクタイなど選らんでいただけたらと思いました。
男のファッションは その日に会う相手に合わせて。
ギャラリーやファッション、アート系の人だったら、同じ紺系でもチョークストライプかピンストライプのスーツに同じ紺系でも生地質感の違うネクタイや、その日に使うポケットチーフの中にある一色を使いネクタイとコーディネートを合わせたり、シャツはレギュラーカラーで濃いブルーのストライプシャツとかピンクまたはライトブルーのストライプシャツに同じブルー系の柄のポケットチーフをクラッシュスタイルで。カフスは七宝の色が綺麗なものなど。
最近 僕はイギリス空軍のマークのような目玉マークで中心が赤、次に白地、外側にロイヤルブルーのカフスにしています。靴は黒に近い濃い茶系のカーフのチャッカーブーツなど。手袋はカーフの表側の黒か濃いブルー、正確にはミッドナイトブルーです。黒は明るいところだとチャコールグレーに見えて少し赤味を感じてしまうので 僕はこのミッドナイトブルーの手袋をしています。もうだいぶ前に購入したエルメス製です。エルメス製の利点は裏のカシミアライナー生地が傷んだ時に取り替えてくれるのでありがたいのです。
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女性に会う場合には、そのひとの服装に合うように相手を引き立てる様なスーツで、ネクタイ、ポケットチーフは色が少し入ってもかまわないと思いますが、よく相手を知っている場合なら合わせますが、まったくの初対面ならば、相手の職業に合わせて上記のスーツスタイルとかわりません。
絵を引き立たせ あまり主張しない。 額縁も。
僕の個人的な好みでは額はあまり主張しないモノが好きなのでとても印象的でした まあ額縁のお好みは千差万別で、何が良いとも一概に言えませんね、壁一面に絵を掛けるような場合での事で一般的ではないかもしれません。