
『TENDER Co. 』がWEB上でオープンしているライフスタイル プロダクトのコレクション「 TRESTLE SHOP(トレストル・ショップ)」がリアルに。
『The Tastemakers & Co.』で英国のワークウェアブランド『TENDER Co. 』を大きくフィーチャーしたイベント『TENDER Co. OPEN HOUSE at The Tastemakers & Co.』が開催中です。今回の企画について『The Tastemakers & Co. 』のディレクター兼バイヤー國安さんに書いていただきました。
『TENDER Co. OPNE HOUSE at The Tastemakers & Co.』開催のきっかけ
今回のイベントは『TENDER Co. 』がWEB上でオープンしているライフスタイル プロダクトのコレクション「 TRESTLE SHOP(トレストル・ショップ)」、トレストルとは架脚テーブルのことで、トレストルの上に各アイテムを広げたようなスタイルで紹介しているのですが、それ を『The Tastemakers & Co.』の店中でリアルなショップとしてオープンしているものです。

シンプルで正直なもの作りの姿勢に共感。
『TENDER Co.』のコレクションは、長年に亘ってよいお付き合いをさせていただいている『HOMESTEAD』入江さんの紹介でそのファーストコレクションから見せていただいてました。入江さんはイギリスでの物作りの難しさを知り抜いていますが、その中でウィリアムが若干25歳にして独自の世界観を完成させ、しかもそれを形にしたものを生産している事に驚き『TENDER Co.』のディストリビューションを手がけています。
私が感激したのは、デニムを「ウォード(WOAD)」で染めたアイテムです。特にファーストデザインの900ジャケットとジーンズは、着込んでいくうちに感動すら覚えます。同じく、歴史や伝統を継承して職人的なもの作りをしているズグラッフィート技法(化粧土を引っ掻いたり、削り落としたりして絵や模様を作る)で描かれた美しい色のマグ。ウェアのコレクションで使用した生地を使った愛らしい表情のぬいぐるみ。
ウィリアムのもの作りの考え方は、とてもシンプルで正直。しかし、その裏では素材の開発から染料の研究、着心地のよさなど、私たちが想像もできないぐらいの手間や時間が費やされてます。その苦労が前面に出ることなく、ウィリアム本人のように微笑ましくあたたかいところが好きです。
『Hand thrown pottery(ハンドスロウンポッタリー)』、ズグラッフィート技法で描くモチーフが個性的な陶器 スグラッフィートプレート 2万4000円など。

コレクションで使用した生地を使ったぬいぐるみ スタッフド・アニマル ポーラーベア3万円、ハンドメイドサングラス 9万8000円、リストウォッチ12万円。
今回の日本滞在中は、ウィリアムと多くの時間を共に過ごすことができ、ガーデニングや料理家の話など普段あまり話すことができない内容の会話も楽しむことができました。また、入江さんをはじめ皆さまのご協力で「人と人をつなぐ場」を作れた事をたいへん嬉しく思います。滞在中のウィリアムのイギリス人らしいジェントルマンぶりと、何でも美味しそうに食べる笑顔にやられっぱなしでした。今後のウィリアムの活動も大いに期待しています。(『The Tastemakers & Co. 』ディレクター、バイヤー 國安 佳子)
『TENDER Co.』デザイナー
ウィリアム・クロール

初日には『TENDER Co.』のデザイナーのウィリアム・クロールさんを迎えてオープニング・パーティも行われました
『TENDER Co. OPNE HOUSE at The Tastemakers & Co.』
日程:開催中~4月20日(日)
場所:The Tastemakers & Co.(ザ・テイストメイカーズ アンド コー)
tel : 03-5466-6656
東京都港区南青山 7-9-1
営業時間:11:00~19:00
定休日:月