クリスマス気分を盛り上げてくれるリース。その始まりはローマ帝国。祭事の際に身に付けられていた冠が、やがてクリスマス・リースとして広まりました。輪は永遠を意味し、魔除けや豊作祈願の意味もあったと云われるリース。今年はそんな起源を偲びつつ、手作りのオリジナルリースに挑戦してみては。教会などでは4〜5本のロウソクを立て、クリスマスの数日前から灯していくアドベントリースという習慣も。自分だけのアイデアで、世界にひとつのリースを完成させましょう。
オリジナルのリースを作ろう!
材料
土台
・リースベース
・ユーカリ
・コニファー(ブルーアイス、ブルーバード、ヒムロ杉など)
オーナメント
・ドライソラナム
・ドライオレンジ
・ドライアップル
・松ぼっくり
・シナモンスティック
・ドライアジサイ
・ペッパーベリー
ツール
・はさみ
・ワイヤー
・フローラルテープ
1. リースベース全体に、ユーカリを巻いていきます。
2. 茎をリースベースにさし、先端はユーカリに絡めるように固定。
3. ベースにユーカリを巻き付け終えるとこんな感じ。
4. コニファーを手のひらサイズに切り分けます。
5. コニファーをベースにさしこみます。
6. コニファーの葉が飛び出るようならワイヤーで固定
7. ベースの出来上がり。
8.オーナメントにワイヤーをつけ、それをリースに巻いて固定します。
9. ドライアジサイを小分けにカットします。
10. ドライアジサイの茎の間にワイヤーを通し、束ねた茎の袂にクルクルと巻き付け、さらにそれをリースに巻き付けます。
11. 完成!
仕上げに、雪を思わせる白いペッパーベリーをオーナメントに引っ掛けるようにあしらいます。完成後は、リースに透明ワイヤーをつけ、付け外し可能な壁掛け用フックで好きな場所に飾りましょう。また、風通しのよいところで、できれば直射日光を避けるかたちで飾ると長く楽しめます。各オーナメントパーツをつけるときは、ベースの葉っぱが潰れないようようけながら固定するようにしましょう。好きな花材を組み合わせて作れるのはオリジナルのリースならでは。グリーンをたっぷり使うと、はさみを入れるごとにフレッシュな香りが立ち上がります。いろいろな花材を使ってぜひチャレンジしたいですね。
Photographer:Tetsuka Tsurusaki、Stylist:Nanae Suhara、Editor:Mariko Uramoto、Web Designer:Peter Brune、Director:Mikitaka Takagi、撮影協力:PROPS NOW