
いろいろな国や場所で 時差ボケの解消や観光などで歩き疲れた時にたびたびスパやマッサージへ行った事があります、香港九龍(カオルーン)のウォン・カーウァイの映画にも出てきそうな雑居ビルの中国足踏みマッサージや同じく九龍やセントラルの名前の知れた5つ星ホテルのスパ。タイ・プーケットタウンの裏街にあるスパや、バンコク・スクンビットの街中の足踏みマッサージ、有名な寺院 ワット・ポーのタイ式マッサージ、リゾートにある シックスセンシズ リゾート&スパ、ワイキキのホテルのハワイアン・ロミロミマッサージなど、その中でも向かう前から気分を盛り上げてくれたのは、バンコクのマンダリン オリエンタル ホテルのスパ、通称オリエンタルスパは世界的にも知られたスパです。
船好きにはたまらないバンコク マンダリン オリエンタル ホテルのテラスからの眺め。
ホテルボートは宿泊者、スパやホテル利用者のためのボートでクラシックな船型でチーク製素材です。屋根の形状が特異でタイ舞踊の踊り子さんの頭や肩の飾りの様なトンガリがあり、タイの建築様式の屋根を模しているようです。パーマネントイエロー地に金赤のオリエンタルホテルの紋章・マークがあしらわれたホテル旗を船尾になびかせ颯爽と走ります。このボートには何度乗っても爽快な気分にさせてくれます。(このホテルボートは近くの桟橋ピアまでの送迎をしてくれます。)
バンコクは大都市なのですが、この川は交通手段としてきちんと機能していて、とても便利です。東京でも江戸時代のように神田川や墨田川を使って、エクスプレスのようなこういう交通手段もあるのではと思いますがいかがでしょう。 バンコク市内はいたるところ 交通渋滞で歩いた方が早いかなと思うこともありますが、ボートに乗ると向かう目的地にもよるのですが、すぐに着きしかも驚くほど安い料金(たしか200円以下くらいだったような)です。
マンダリンオリエンタルホテルのスパでタイ式アロママッサージを。
時間になりマッサージルームへ入りお風呂とシャワーで身体を温めます、ゆったりとした漆喰壁とチークのコロニアルスタイルのバスルームで落ち着く空間でした、
僕はタイ式アロママッサージを受けることにしてセラピストを待ちます、個人的な印象ですが、マッサージするセラピスト個人個人の技量などにより自分に合う合わないがあるのでしょう。以前ハワイで受けたハレクラニスパのハワイアンロミロミマッサージが一番合っていたような気がしました。
オリエンタルスパは、もちろん 気持ち良いのですが、大都会の真ん中にあるため眺めの良さや環境という点ではプーケットのシックスセンシズ リゾート&スパには少しだけ及びませんね、これも個人的な好みなのでそれぞれ目指すところが違うからだと思います。そのシックスセンシズのマッサージルームから見える風景はアンダマン海とジャングルのような濃密なグリーンの素晴らしい景観でした。終わってからリラックスする場所も半分屋外のジャングルの様な濃いグリーンで囲まれた空間で気持ちよかったです。これだけの緑なのに不思議に蚊がいないのには驚いたのを覚えています、これも あくまでも個人的な印象ですが。
バンコクのロシア人。
最近バンコクやプーケットで感じるのはロシアからの観光客が多いことですね、ロシアからの直行便でもあるのでしょうか。モスクワからだとどのようにルートを取るのかわかりませんが、街中でもワットアルーンやワットポーなどお寺でも良く見かけました。
数年前にプーケットのパンワ岬に宿泊していた時にロシアからのツアーを企画する女性と立ち話をしたことがあり、ロシアからのツアー企画の準備のために来ていると聞いたことがありました。たぶん、最近はロシアで人気の観光地なのでしょう。
どこへ出掛けても最近は日本人の団体さんを見ることが少なくなりました、以前とは違い個人旅行が増えたからでしょうか、若い人達がバーチャルで行った気になり前ほどは海外旅行へ出かけなくなったとも聞いたことがありますが、やはり自分自身で失敗などを体験しながらの経験は身に付くというか、人生においていつか役立つと思うのですが、いかがでしょう。
レストランへ入り頼んだ料理とは違う料理が出てきたり、予約したホテルに予約が取れていなかったり、帰りの飛行機がダブルブッキングで席がなかったり、その他いろいろな事は後になれば、全て楽しい旅の思い出です。